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スワップ金利とは

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前章ではFXの魅力<双方向での取引が可能>というのを説明しましたが

 

FXにはもうひとつの魅力があります

 

 

それが<スワップ金利>というものです

 

日本では今低金利政策をしているのはご存知ですよね
銀行にお金を預けても金利はほとんど付かない

 

アメリカも今は0金利政策をやっています

 

でも諸外国では預金で金利を沢山貰える国もあります
有名なところではスイスですよね
昔はお金持ちになるとよくスイス銀行に資産を預けている人たちがいました

 

 

この金利は毎回各国の金融政策で決まるのですが、まれに金利が変わる事もあります

 

今のところ金利の高い国は
・オーストラリア
・スイス
・ニュージーランド
・南アフリカ
などがあります

 

さてこの金利とFXどう関係があるかというと

 

例えば豪ドルと円の通貨ペアで豪ドルを10万ドル買ったとします

 

買ったまま一か月決済もせずに放置したとすると…

 

ナント買った10万ドルに対して金利が3万円も貰えてしまうのです!

 

豪ドルは金利が1万ドルに対して1日100円付くので10万ドル買うと1日1000円
一か月で約3万円!

 

凄いのはスワップ金利は一年365日休まず貰えるのでFXで豪ドルを買って持っているだけで相場が休みでも
毎日貰い続ける事が出来るところです!

 

どうですか?
スワップ金利だけでも美味しいと思いませんか?

 

このスワップ金利とは各国の金利の差額をやりとりする仕組みなのです

 

いま日本が低金利(限りなく0に近い)でオーストラリアは高金利
豪ドルの持ち主になることで日本との金利の差額を貰えるということなのです

 

 

ただし

 

このスワップは「買い」をした時のみの利益で「売る」をした時は逆にマイナスされてしまいますので注意が必要です

 

豪ドルと日本円の通貨ペアの場合、豪ドルを「売る」という事は日本円を「買う」という事なので
日本が低金利政策を続ける以上、豪ドルより円の金利のほうが安いためその差額を支払うという形になってしまうからです

 

豪ドルのような高金利通貨を「売る」ときは午前7時をまたがず決済した場合はマイナススワップにはなりません
逆に「買う」をした場合でも午前7時をまたがずに決済した場合はスワップ金利は貰えません

 

これは午前7時に一日の区切りをつけているためです(口座によって時間が違う場合があります)

 

それからもうひとつ注意したいのは
口座によってスワップ金利が違うのです(手数料的な感じで)

 

 

なので口座選びは慎重にしないと損なのです

 

口座については別の章で解説しますね








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