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エントリーとイグジット

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為替ではEntryとExitがもっとも重要な課題ですよね。

 

Entry(エントリー)とは相場に入る入口です。
どこでポジションをとるのか
売りなのか、買いなのか

 

世界中同じ値動きを見ているはずなのになぜエントリーポイントがそれぞれ違うのでしょう。

 

このエントリーのタイミングは何を基準にするかによって大きく変わります。
相場を解析するために何を使うのか。
例えば移動平均線ならその線の上にいるのか下にいるのかなどでエントリーポイントを決めます。
ボリンジャーバンドなどを用いる時はバンドの収縮幅を見てエントリーを決めます。

 

また、どの時間足を用いるのか。
例えば長い時間足でエントリーポイントを決めると波に揉まれる可能性もあり
ブレが大きかったりするので慣れない初心者などは精神的に落ち着かないかもしれません。
ちなみに長い時間足を用いるのは相場のトレンド(方向)を知るのには便利ですが
エントリーは少し短めの足の方が入り易いでしょう。

スイング的な取引の場合は日足や週足、月足など大きな足を使う事が多いですが
デイトレのように決済をその日にしてしまう取引の場合、大きな時間足だとその日に利益が乗らない場合もありますよね。

取引のスタイルによってもエントリータイミングや使う手法、見る時間足など違ってくるのです。

 

取引をする前にはまずシナリオを考えなければなりません。

 

どのスタイルで取引するのか。
どの手法を用いてエントリーポイントを探すのか。
どの時間足を使ってタイミングを計るのか。

エントリー(入口)を決めないとExitを決められません。

 

Exitとは出口のこと、すなわち利益を確定させるポイントのことです。
この出口も用いる手法によって変わってきます。
スキャルピングをやる時は出口が早いですよね、数秒から数分で出口です
デイトレもその日のうちですから数時間ですよね。
スイングやスワップ狙いの場合は出口までにかなりの時間を考えます。

 

自分がいつ利益が欲しいのかによって取引スタイルが変わります。

そのスタイルによって用いる手法も変わってくるのです。

 

いつエントリーしていつイグジットするのか。
同じ相場の動きでも千差万別あるのはこのような理由があるからなのです。

 

自分に合った取引スタイルを決めてそれにあった手法を用いる。
これが簡単そうで意外と出来ていない方が多いのです。

 

 

続く…

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