FXので使われる単位はすべて<pips>と表現されます
読み方はピプス、ピップス、ピピなど3パターンありあます
どれもすべて同じ意味です
ここではピプスという読み方に統一して解説したいと思います
1ピプスは日本円でいう1銭です
100ピプスだと1円
相場での損益はすべてこの「pips」で表します
「今日は80pipsの利益だった」とか「マイナス10pipsで終わった」など
さまざまなシーンでpipsという言葉が使われます
続いて注文の単位について説明します
注文の量は<ロット>または<枚>という言葉で表現されます
1ロットはその口座により数量が違いますが定義としては
その口座で取引出来る「最低取引単位」ということになります
業者によって最低10万通貨を取引単位にしているところもあれば1000通貨を最低取引単位にしているところもあるのです
上記のことから「ロット」という単位は曖昧になってしまうので
一般的には1万通貨を1枚と呼ぶのが主流です
1000通貨なら0.1枚
10万通貨なら10枚
これだと数量に曖昧さがなく混乱しなくて済みます
さて
普段取引するにはどのくらいの量を取引すれば良いのかというところなのですが
ここはとても重要な部分になります
取引の分量を間違えると大変な事になるのでよく読んで下さい
取引の数量は資金の量やレバレッジによって変わりますが
例えば10万円の資金で始める場合
レバレッジ25倍でドルと円の通貨ペアなら1枚4万円で売買できますので
10万円-4万円=6万円
この6万円が口座を維持する大事な資金になります
1枚買った時の変動は
1円上がったら1万円の利益
1円下がったら1万円の損益
6万円ありますので6円以内までなら下がっても耐えられるという事になります
仮に同じ条件で2枚買ったらどうなるでしょう
2枚なので8万円
10万円-8万円=2万円
2万円しかないので2円下がったらアウトです
相場はいつ何が起こるかわからないですし、はっきり言って1日で2円動く事など日常茶飯事なのです
これではすぐ資金がパンクしてもおかしくありません
このサイトではレバレッジ25倍で取引する時は最高でも10万円に対して1枚の取引を推奨します
資金管理については別の章でも更に詳しく解説します